おはなし会【つなぐ】 白熊繁一先生(中千住分教会前会長)

去る8月23日「郡山 おはなし会”つなぐ”」が食堂2階にて開催され、中千住分教会前会長 白熊繫一先生より「おやさまのぬくもりを心に おたすけの喜びを培おう」をテーマにご講話いただいた。
 白熊先生は冒頭、深夜に寄せられる悩み相談や保護司、少年院の教誨士としての支援など、これまでのおたすけを通して感じてこられたことをお話し下さった。
まず相手の話に耳を傾け、十分に聴かせてもらい、小さな喜びを共に感じ、寄り添うことの大切さを語られた。また場所は違っても人と人は繋がっており、皆を大きく包み込んでいる空を共に見上げることで「ありがたい」という想いが相手の心に伝わった経験から、その時、その方に合った教祖の教えを嚙み砕いて伝えるように心掛け、おたすけに努められていることをお話下さった。
 現在こうしておたすけをつとめさせていただけているのは、今日までに出会った大勢の人のおかげであるとして、その中でも自身を仕込み、育てて下さった恩人についてのお話では、病弱ながらも揺らぐことのない強い芯を持ち、人だすけに尽くされた父親が口癖のように言っていた「ありがたいな もったいないことや」や「おたすけの心さえ持っていれば充分、それ以上のものは求めたらあかん、おたすけさえしていたら必ず答えはついてくる」という言葉。大教会青年時代、当時の平野知一大教会長様のおさしづを読んでおられる背中から、どんな時も親神様 教祖のお心を求める姿勢、また夫婦でご用の為にブラジルに行く際、「嬉しいことも何か困ったこと悩むようなことが起こった時は教祖にお話するのや、教祖だったらどうお考えになるだろうか、どうされるだろうかと思案するのやで」と贈られた言葉、お道の信仰に対して真っすぐな姿を心に植え付けて下さったご婦人の出会いなど、これまで出会わせていただいた方々の姿や言葉が、今も自身を支えていると、参加者の心にも共感出来るお話をして下さった。
 また、自身の厳しく大きいふしのお話に触れられ、おたすけはどんなに心を尽くしても自分が心の中に描くような鮮やかなご守護をいただけるとは限らず、むしろ反対に思わぬ結果にたどり着いてしまうことがある。そのような時の心の支えとして次のおさしづを紹介された。
 『ずつない事はふし、ふしから芽を吹く。やれふしや〵、楽しみやと、大き心を持ってくれ。小人という、目という、開かんというは、これ必ず案じてくれるな。内々大変案じる。 案じる事は無い。世界救ける事から思えば、案じる事は無い。』(明治二十七年 三月五日)
「ふしあればこそ」芽が吹くまで大きい心を持ってくれという親神様の思召に想いをはせ、おたすけはふしから芽を吹いてもらうための寄り添いであると、おたすけをさせていただく上で大切なことを教えて下さった。
 最後に「教祖がいて下さるから今日ここに私達がいます。教祖がお見守り下さっているから私達の今があります。一人ひとりの心に灯して下さっている教祖の灯りを確かめ、ぬくもりを感じ、お礼申し上げて、教祖のぬくもりをまだ知らない家族・社会・世界にお伝えさせていただきましょう」と締めくくられた。参加者は112名。

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